結婚記念日は、ただチェックするだけの日付ではありません。言葉にしきれていない想いを伝え合い、長年の時を経てまたひとつ思い出を重ねる機会です。私たちは、既製のプログラムではなく、お二人自身の物語からこの一日を作り上げます。
物語として語られる一日
結婚40周年に
何年もの間、お互いに何も贈っていなかった。
若い頃に乗っていたような車が、白いリボンをボンネットに付けて家の前に停まる。笑いは車のドアを開けた瞬間から始まる。小舟が待っている、まるで最初のデートのように――彼が漕ぎ、彼女は見ていないふりをする。
城の庭園でのピクニック、よく冷えたシャンパン。モンマルトルでは画家が二人の肖像画を描き、それはリビングに飾られることになる。ギャンゲットでは、楽団が二人の歌――最初に踊った曲を奏でる。
夜、子どもたちや孫たちに囲まれて、二人は再び「はい」と誓い合う。
